「yum・Homebrew・apt-getそれぞれのパッケージ管理ツールの違いについて」に関しての考えをまとめました。
目次
パッケージ管理ツールについて
OS関連のパッケージ管理ツールは主に三種類あります。yum・apt-get・homebrewだ。これらのツールは名称は違えどできることはほぼ大差ありません。必要なときに応じて、必要なツールをインストールできます。例えば、vim補完機能のためのdenoというランタイムツールをインストールしたり、マークダウンでブログを書くための雛形となるhugoをインストールできます。
パッケージ管理ツールというだけあり、インストールしたパッケージを確認できます。これらはJSのパッケージ管理ツールであるnpmや、phpのcomposerと同じですね。
例えば、brewではbrew list
で確認できます。
❯ brew list
==> Formulae
deno hugo readline sqlite tree
では、なぜ役割が同じなのに名称が違うのかというと、OS(オペレーションシステム)またはディストリビューションの違いによるそうです。
以下の表に差異を記載します。
OSのパッケージ管理ツール名 | 利用できるOS |
---|---|
yum | LinuxのRedHad系ディストリビューション |
apt-get | LinuxのDebian系ディストリビューション(Ubuntuなど) |
brew | MacOS |
winget | Windows |
僕個人としては、brewとapt-getだけ覚えておけば良さそう。 個人用PCはMacとWindowsを持っているけど、WindowsでもUbuntu環境で開発するので・・・。 ただ、クラウドを使う場合はyumを利用することもあるだろうなあと覚えておこう