「ルックアップテーブルとは」に関しての考えをまとめました。

目次

業務中にルックアップテーブルという用語が飛び交っていた。

ルックアップテーブルとは、「入力値に対して出力値を割り当てる対応表・テーブル」のことを指す。 以下のような値で定義される。これにより複雑な処理をシンプルに記載できる。

ルックアップ テーブル
入力	出力
CMS_data_000001 top
CMS_data_000002 item
CMS_data_000003 post

どういうときに役に立つのか?

上記で複雑な処理の際に役に立つと書いた。実際のユースケースとしては次のようなケースが考えられる。 オペレータを簡潔にするため、実際のアプリ側の文言とは異なる文言をラベリングするケースがある。 このようなとき、ラッパーなどを使いることによって、外部からの入力値を内部的な文字列に変換する処理が必要になる。


switch ($data){
 case 'CMS_data_00001';
  return 'top';
  break;
 case ....
}

しかし、この場合はラベルが増えるとどんどん内部ロジックの条件節が複雑になってしまう。 借りにルックアップテーブルを設定しておくと、参照先のルックアップテーブルを変更するだけでよく、ロジックを変更することがなくなる。